パラ水泳について!
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こんにちは。
一気に寒くなっていますね。身体も冷えてきてしまいますので、体調管理をしっかりと行っていきましょう。
また冬の試合も多くなってきますのでしっかりタイムを狙っていけるように練習に取り組んでみてください!
さて、今回はパラ水泳についてです。
パラについてはご存じだと思いますが、どのようにして競技をしているのかが定かではないのではと思います。
今回、パラ水泳の水上選手とご縁があり繋がることができ、練習内容等を教えてもらえました。
皆さんあまりご存じではないパラ水泳について少し説明致します。
次回以降で練習内容や泳いでいる動画を少しずつアップしますね!!
まず、パラ水泳は機能障がい、視覚障がい、知的障がいなどの選手が活躍していますが、スイマーと言っても、障がいの種類もレベルもそれぞれ異なるため、あらかじめクラス分けされたクラスの中でタイムを競い、順位を決めていきます。
なお下肢に障がいのある選手は飛び込みが難しいため、水中からのスタートが認められています。
身体だけでなく知的障害、視覚障害などさまざまな障害を持った方が出場します。
そのため、障害の程度によって補助具の使用や、コーチによるスタートの補助などが認められています。
ではクラス分けについてです。
下記の表をみてください。わかりやすくなっております。
競泳競技でも種目数が多くなることもわかりますよね。
次に、ゴールタッチの方法、壁の認識も異なってきます。
視覚障がいの選手を支える『タッピング』というものがあります。
視覚障がいクラスで欠かせないのが、見えない選手に壁を知らせる「タッピング」の技術です。
全盲クラス(S11)は安全確保などのため義務づけられており、日本では選手の頭または額を壁の手前でポンっと叩いて合図を出し、選手はその合図をもとにターンします。
実は「タッピングバー」に関するルールはなく、日本は弾力性がある釣竿を改良した手作りタッピングバーを使用しており、その完成度の高さから、海外チームから問い合わせがあることもしばしばあるそうです。
また飛び込みについても異なっています。
水中からのスタート
障害により飛び込みが困難な選手は、水中からのスタートが認められています。
用具を使ったスタート
スターティンググリップを握れない選手はベルトや取り付け式用具を使い、身体を支えます。
体勢が不安定な選手は、飛び込みの際にコーチ等に支えてもらって補助をしてもらい体を固定したりもしています。
また聴覚障がい選手はスタートの合図音を聞き取ることができません。
スタートのタイミングがわかるように、スターターの身振りを工夫したり、シグナル等を使用しています。
スイムスタイルも千差万別です!
それぞれの一番よく進む水泳スタイルで各自考えてフォームを作っておられます。
競技を見ればわかりますが、同じクラスでも泳ぎ方がまったく違う方もおられますよ。
なかなか見ることができないパラ水泳ですが、オリンピックはテレビで放送がある場合がありますのでぜひチェックしてみてください!
また競泳にも活かせる部分があると思いますよ。
自分の知識の一つにしてみてください!!
道具の使用方法についてもまたアップしていきますので
お楽しみにしていてください♪♪
パラ水泳は様々な見方があります。
どのようにして泳いでいるのか等も確認しつつ見てみてください。