グラッジベルトについてと使い方
Share
こんにちは。
インターハイ・全中も終わりましたね。
また夏のJOも終了し、少しは落ち着いているのではないでしょうか。
大学生のインカレも終了し、国体でシーズンラストですね。
最後まで諦めずに笑って夏のシーズンを終われるようにしていきましょう。
もうオフシーズンの選手の方はしっかり土台を作って次のシーズンに繋げていきましょう!
前にもお伝えしましたが、この度YouTubeを始めることになりました。
チャンネルリンク:https://www.youtube.com/@SOLTEC-SWIM
動画で商品の使用方法や説明をあげていきますので、ぜひチェックしてみてください。
今回はグラッジベルトについてです。
グラッジベルトは知らない方が多いのではないでしょうか。
下記のような商品になります。
1本の強力なチューブを反対方向に引っ張り合いをする商品です。
チューブで引っ張られて練習する商品でよく知られている道具は、
前回紹介したショートベルト
(リンク:https://soltecswim.com/blogs/news/shortbelt-belt-slider-soltec-nz)
とチューブの長さが25メートルまで伸縮が可能なロングベルトかと思います。
2つとも1人でレジスタンストレーニングをする道具となっています。
ですがグラッジベルトは2人組になってお互いにレジスタンストレーニングができるという商品となっています。
使用方法は下記のようにして使用します。
プールの真ん中からお互いスタートをして、反対方向に引っ張り合うトレーニングです。
お互い引っ張られていますのでどちらかが強いのか、パワーがあるかがはっきりとわかります。
★練習方法★
真ん中(25メートルプールでは12.5メートル付近)で背中合わせで準備をします。
よーい、スタートで一斉に壁に向かってハードをします。
例:20秒引っ張り合い 15秒休憩
グラッジベルトを使用したトレーニングでは同種目で行うようにしてください。
例えばバタフライと平泳ぎで行ってしまうと、確実に平泳ぎのほうが負けてしまいます。
VS
どちらの種目も両手でストロークをすることは同じですが、平均タイムを比べても平泳ぎのほうが圧倒的に遅いですし、キックの方法も異なります。
平泳ぎのキックは足を曲げる動作間はほぼ進んでない状態ですが、バタフライのドルフィンキックは一定に打てるので進んでいきます。
同種目であればピッチの速さやキックの強さ、水を掻いている量の違いがお互いわかります。
どこの部分で体が後ろに引っ張られ、どこの部分で前に進むことができているのかも確認できます。
またプールサイドから見ているコーチも目に見えてわかりますし、選手も上からみたらどのようにすれば進んでいけるのか理解も深まってくるでしょう。
スイムのみならず、キックだけやプルブイを挟んで引っ張り合うことも可能です。
パラの身体障害を持っておられる選手ともキックのみ、プルのみでしたら健常者の選手と対決できますし、同じ練習をすることが可能となります。
ショートベルト・ロングベルトと同様にレジスタンストレーニングにはなりますが、楽しんで練習に取り組むことができるのではないでしょうか。
2人組で行えるのでトーナメント式やチーム戦も可能です。
練習はしんどくて当たり前ですが、しんどい中やキツイ中でも少しは楽しんで練習できるようにしてみてはいかがでしょうか。
コミュニケーションも自然と増えて、チームの活性化にも繋がってきます!!
下記の動画がYouTubeにあがっていますので参考にしてください!!
それぞれ道具には用途がありますので、しっかりと活かしてより速くなれるように工夫していってください。
またYouTubeで動画も随時アップしていきますので、確認してください。
夏のシーズンが終わった選手も多いと思いますが、冬のシーズンより活躍できるように練習道具も工夫して使用してみてください♪
また試泳も行っていますので問い合わせもお待ちしております。