あの新星女王ケイティ・レデッキーを解読する(2/5)
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今日は前回インタビューの続編。レデッキー選手の練習、コーチとの関係なんかについての質問です。共感出来る部分もあるかも?!
Pic: People Magazine
6.ブルース・ゲメルコーチによるとあなたを教えるのは彼にとってもとても大きな挑戦だと言っていました。ゲメルコーチとの関係は近年どう変化しましたか?
ケイティ: 良くなったと思います。ゲメルコーチとは良くコミュニケーションがとれていて、その中で学べた事も多くあります。それらを日々の練習やレースに組み込んでいく事が私の課題となります。
7.水泳選手が年と経験を重ねる中で、コーチとの関係づくりはどのように変化すると思いますか?
ケイティ: コーチとの関係づくりには何よりコミュニケーション(色々な事を話し合う)ことが一番だと思います。私の場合は年を重ねるにつれ、自らの気持ち、レース・練習での感覚など色々な事を話せるようになりました。これはとても大切だと思います。特にハイレベルな競争になればなるほど、コーチとのコミュニーケションと連携は重要なポイントになっています。
8.コーチとのコミュニケーションはスイマー自身が成長するために繰り返し必要な要素だと思いますか?
ケイティ: コーチを信頼出来るということはとても重要なことです。「毎日の練習メニューが自分自身を着実に成長させてくれる」と思える事はアスリートとして確実にプラスになります。勿論この信頼は一方的なものでは成り立ちません。ただ書かれたメニューをこなしているだけでは、コーチの思惑は反映されません。スイマー自身が与えられたメニュー1つ1つにベストを尽くして初めて成り立つものです。だから私はブルースが与える練習に信頼をもって取り組んでいます。
9.どんなにハイレベルなレースになっても、とても楽しんでいるように見えますが 、どうしてですか?
ケイティ:泳ぐこと(レースも含め)今は本当に楽しんでいます。年々その楽しさも増しています。毎日存分にトレーニングできること、チームメイトといられる事、今はとてもエンジョイしています。きついトレーニングも一緒に乗り越える仲間がいると、すぐに終わってしまいます。私の場合水泳を通して出来た仲間やコーチとの関係は、これまで私にたくさんの事を教えてくれました。今後もこの関係は自分自身の将来を肥やしてくれる大切な要素になると思っています。
10.多忙な水泳生活、なぜスタンフォード大学への入学を決意したのですか?トレーニングと学業の両立は大変ではないですか?
ケイティ: それを(スポーツと学業の両立)望んでスタンフォード大学を選びました。勉強は常に最重要視していますし、それ無しにはアスリート人生を終えた後の自分を見失ってしまう事になるからです。
TO BE CONTINUED...