あの新星女王ケイティ・レデッキーを解読する(1/5)
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今夏のカザン世界水泳でますますその存在感を増した18歳の新星スイマー、ケイティ・レデッキー。1泳法をほぼ制覇するという異例の快挙を成し遂げた彼女を改めて紹介するのもなんなので、今日は彼女の水泳・プライベートも含め、もう少し掘り下げたアングルで、解読していこうと思う。
(USA SwimmingからのインタビューQ&A (4/20/2015)より)
Q1:今季の大きな国際大会を終え、次の目標は?来季の五輪に向けてトレーニングに変化はありますか?
Katie: 正直変化はないです。オリンピックに向けてコーチが変わったこともあり、今は練習内容そのものというよりは自身にフォーカスを置いています。
Q2:それは(Q1より)今までとは違うマインドセットですか?
Katie: 私にとっては2012年頃に持っていた感覚を思い出すことだと思っています。ーそれは一つ一つの経験とアプローチを楽しむという気持ちですー 2012年の飛躍もこの興奮が自身の抱く新しい目標とバランスよく混在できた結果だと思っています。だから今の調子で日々の練習に楽しんで打ち込むことができれば、次のオリンピックという目標にも必ず近づけると信じています。
Q3:最近のトレーニングについて聞かせてください。
Katie: すごくいい感じだと思っています。2週間のOTC(オリンピックトレーニングセンター)でのキャンプも充実したものになりました。今は自分でも絶好調だと思います。
Q4:トレーニングキャンプ以外のいつものトレーニングはどんな感じですか?
Katie: いつもの(地元での)トレーニングではいつも高校生スイマーのグループで練習しています。(私と同じくらいの年齢層)とてもいい環境だと思っています。長距離選手も結構いるので、お互いに競争し応援しあえる関係にあります。
Q5:国際大会への出場はまだ若く経験の浅いスイマーにとってどんな影響がありますか?
Katie: やはり私自身にとっても大きな国際大会に初めて出るということは、大きなステップでした(特に私の場合はオリンピックだったので(笑)。私の初国際大会ではとても尊敬できるチームメイトとリーダー達に囲まれていたので本当に良かったです。
続く。。