今すぐできる!今週のドリル
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たくさんの練習道具や使用方法がある中で、どれが一番合っているんだろう?とか自分のフォームの欠点を直すにはどの道具を使えばいいんだろう?など、真剣になればなるほど、たくさんの疑問が湧いてきます。多くのフィンやパドル、陸トレの道具は一見何に使うのかわからない様なモノが多いですよね?SOLにもそういったご質問をこれまで何件もいただきました。もちろんその都度丁寧にお答えしてきたのですが、実際にプールに行って教えるという手段がない私たちは、「本当に実際に道具を使っていただいているスイマーやコーチ陣に届いているのか?!」という疑問をいつも持っていました。
そんな疑問を少しでも解消できたらというスタッフの意気込みもあり、毎週1回トレーニングドリルや道具を使った練習方法をご紹介します!
さてさて、第一回目は...
基本!自由形のドリルです。
自由形の基本ストロークのドリルです。 (GoSwimより)
フリースタイルのストローク(手のかき)を練習する方法です。
指の先から腕の付け根までの直線を保ち、一かき一かきに「最大限の面積を使う」という意識づけに繋がるドリルです。
なぜこのドリルが良いのか?:
経験豊富なスイマーは大抵、自分の腕が最大限の水をキャッチ出来ている時の感覚を知り、手首の角度などで調整し、感じる事ができます。まだこの感覚がいまいち掴みきれていないスイマーはこのドリルを使うことで、指の先→腕→上腕→付け根・肩にかける全てのエリアを使って効率的に水をかけるようになる必要があります。また泳ぎながらこの水をかく面積をつくれる感覚を育てる事が大事になってきます。
やり方:
1.いつものストロークメーカーパドルのストラップは使わずに、先端部分を掴める様に装着します。
2. パドルの下部(手首に来る方)が手首を押している事を確認しながら通常のフリースタイルを泳ぎます。
3. この時パドルの先端から肘までを一直線に保てる様にします。(手首が少し曲がった状態になるはず!)
コツをもう一点!
- 手首の曲がりを少し大げさにして、パドル下部が押す感覚が強くなる様にする。その後は逆に手首の曲がりを緩めて、パドルの押す感覚を軽減させる。この2段階での感覚の違いを意識する。
- 腕の最大限の面積を使える様に、一回一回のストロークは必ずフルリーチで行う。
第1回目は自由形の致命的ポイント、ストロークに関してのドリルでした。
またご質問・ご感想・コメントなどいつでもお気軽に投稿してください!SOLフェイスブック でのコメント・シェアも大歓迎です!賜りましたご質問にはSOLスタッフが直接返事回答させていただきます。
最後に、このビデオに出てくるトレーニング用具はこちら
Special thanks to GoSwim.tv (video clip provider)